「1年ほど母親の姿を見ていない」尾花沢市の女を逮捕の死体遺棄事件 警察が安否確認に向かい事件発覚(山形)

きのう、山形県尾花沢市で、自宅の敷地内に死体を遺棄したとして女が逮捕された事件。警察が容疑者の母親の安否確認に向かったところ、事件が発覚しました。 発見された遺体は女の母親であるとみて警察は捜査をすすめています。 死体遺棄の疑いで逮捕されたのは、尾花沢市上町三丁目の無職・井苅あゆみ容疑者(40)です。 警察によりますと井苅容疑者は、自分の家の敷地内に、名前、年齢、性別の分からない死体を隠し、遺棄した疑いです。 事件を把握した警察が県警捜査第一課、鑑識課の応援を得て捜査をし、井苅容疑者をきのう尾花沢市上町地内で緊急逮捕したものです。 尾花沢市によりますと、今月16日、地区の民生委員から「1年ほど母親の姿を見ていない」と市の福祉課に連絡があったということです。 その日から市が安否確認などに訪れていましたが、何も反応がなく、警察に安否確認を依頼し、きのう午前、警察が容疑者宅に向かったということです。 警察が井苅容疑者に話を聞いていたところ、容疑者から死体を遺棄したという趣旨の話をしたということです。 井苅容疑者は73歳の母親と2人で同居していたということですが、母親と連絡が取れず、警察は見つかった遺体が母親であるとみて調べを進めています。 井苅容疑者は容疑を認めているということです。 容疑者の自宅は尾花沢市の大型スーパーがある地域で、比較的住宅が多く立つ場所にあるということです。

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