無許可の「白トラ」で魚など運び200万円以上売上げか 愛媛県警が広島市の運送会社役員ら男3人逮捕

国の運送業の許可を受けずに白ナンバーのトラックで魚などを運び報酬を得ていたとして、愛媛県警はきのう、広島市の運送会社役員ら男3人を逮捕しました。 貨物自動車運送事業法違反の疑いで逮捕されたのは、広島県の会社役員 寺西司容疑者(59)。 トラックドライバーの山本和芳容疑者(57)と林竜一朗容疑者(40)の3人です。 警察の調べによりますと寺西容疑者は、おととし4月から去年9月にかけて運送業の許可を得ていないドライバーの2人に指示を出して愛媛を含む8都県で17回に渡って魚などを運び、少なくとも200万円以上の報酬を得ていた疑いがあります。 警察は捜査に支障があるとして、3人の認否を明らかにしていません。 物流業界を巡っては、働き方改革関連法による人件費の高騰などでコスト競争の激化が問題となっていて、無許可の「白トラ」などを利用したコスト削減を図る事業者の増加が危惧されています。

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