名古屋の60代女性が2290万円被害 ビデオ通話で警察手帳 「金はキャバクラで使ってやる」と捨て台詞

名古屋市昭和区に住む60代の女性が警察官を名乗る男にLINEのビデオ通話で警察手帳を見せられ、現金2290万円をだまし取られました。 警察によりますと、警察官を名乗る男から10月、女性の自宅に電話があり、「あなたの口座に何億円ものお金が振り込まれている」「このままでは逮捕しなければならない」などと言われました。 さらにLINEのビデオ通話で警察手帳を見せられ、「口座のお札を調べる必要がある」「一時的に口座に送金してください」「確認後に現金は返却します」などと言われました。 そこで、女性は10月30日から11月5日までに、インターネットバンキングの指定口座に3回にわたり計現金2290万円を振り込みました。 その後、警察官を名乗る男らに返金の説明などを求めたところ、「金はキャバクラで使ってやる」と連絡がきたため女性は詐欺だと気づき、警察に被害届を出しました。 警察は捜査名目でお金を振り込ませることは絶対にないと注意を呼びかけています。

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