「ママ活」といわれる援助交際目的のSNSで知り合った大分県日田市の20代男性から現金およそ115万円をだまし取ったとして、29歳の男が逮捕されました。 詐欺の疑いで逮捕されたのは、福岡県行橋市出身の住所不定無職の男(29)です。 男は2024年5月、日田市に住む20歳の男性会社員になりすまし、消費者金融と契約。男性名義の口座に現金を振り込ませました。そして、男性に対し「間違って振り込んでしまった」「高額のお金を振り込んだ場合は税金対策が必要」などとうそを言い、およそ115万円をだまし取った疑いが持たれています。 警察によりますと、被害者の男性は「ママ活」と呼ばれる援助交際目的で、女性を名乗る人物とSNSで知り合いました。その後、仲介人という男と直接面会し、「女性と会う前に身分確認をしたい」などと言われ、個人情報を提供したということです。 女性を名乗る人物や男と連絡が取れなくなり、身に覚えのない消費者金融からの返済案内が届いたことから男性は不審に思い、警察に相談。被害が判明しました。 認否については捜査に支障があるとして明らかにしていません。 警察は、余罪があるかどうかを含め、捜査を進めることにしています。