茨城県境町の国道4号バイパスで今月9日、乗用車同士が正面衝突して男性が死亡した事故で、県警境署は27日、飲酒運転で逆走し事故を起こしたとして、危険運転致死の疑いで、栃木県野木町、パート従業員、男(36)を逮捕した。同署は認否を明らかにしていない。 逮捕容疑は、6月9日午後9時半ごろ、酒を飲んで乗用車を運転し、境町横塚の国道4号バイパス下り線を逆走。片側2車線の追い越し車線を走行していたさいたま市中央区、会社員、男性(27)=当時=の乗用車と正面衝突し、男性を大動脈損傷などで死亡させた疑い。 同署によると、逆走車の男も事故でけがをして入院していたが、27日に退院したため逮捕した。事故後に男の血液を調べた結果、基準値を超えるアルコールが検出された。