広島県警海田署は27日、警察官や検察官をかたる特殊詐欺で、安芸郡の30代の看護師女性が95万4500円をだまし取られたと発表した。 同署によると、11日午前11時20分ごろ、女性の携帯電話に着信があり、警察官を名乗る女から「詐欺の主犯格があなた名義のキャッシュカードを持っていた」と言われた。女の紹介で交流サイト（SNS）でつながった警察官を名乗る男から「資金洗浄に巻き込まれた可能性がある」と指摘されたのに続き、検察官を名乗る男とSNSでやりとり。逮捕状のような画像を見せられて「あなたのお金がきれいかどうか調べる必要がある」と言われ、指示に従って暗号資産を送った。