面識ない女性に性的暴行疑いの男2人、SNSでニックネーム 事件目的で知り合ったか

面識のない20代女性に集団で性的暴行を加えるなどしたとして男2人が逮捕された事件で、2人が交流サイト(SNS)でニックネームで呼び合っていたことが30日、捜査関係者への取材で分かった。男2人は事件前に面識がなく、不特定の女性に性的暴行を加える目的でSNSで知り合ったとみられ、大阪府警は容疑者同士の詳しい関係性などを調べている。 府警は同日、不同意性交致傷などの疑いで、無職の山下高志容疑者(44)=大阪市東成区=を送検。同じく同容疑などで逮捕された会社員の相馬崇司容疑者(32)=大阪府東大阪市=はすでに送検されている。 2人の逮捕容疑は共謀し、6月中旬の深夜、女性が府内の集合住宅の部屋に入ろうとしたところ、背後から口をふさいで「静かにしろ、殺されたいんか」と室内に押し込んだ上、刃物のようなものを突き付けながら両手を縛って性的暴行を加え、女性にけがをさせたとしている。 両容疑者は、この間に、この部屋に帰宅した20代男性にも刃物のようなものを突き付けて服を脱がせ、両手足を縛って軽傷を負わせたとする逮捕監禁致傷容疑でも逮捕されている。 府警によると、被害者の男女ともに両容疑者と面識はなかった。防犯カメラ映像などから事件にはもう1人関わっているとみられ、府警が行方を追っている。

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