去年12月、下関市で女性が車にはねられ死亡したひき逃げ事件について、山口地検下関支部は車を運転していた61歳の男を道路交通法違反の罪で起訴しました。 一方、過失運転致死の容疑では不起訴処分となっています。 道路交通法違反(救護義務違反・事故不申告)の罪で起訴されたのは、下関市の61歳の無職の男です。 男は2024年11月19日午後8時50分ごろ、下関市上田中町の市道交差点で乗用車を運転中に、当時74歳の女性をはねて死亡させたにもかかわらず、そのまま逃走したとして過失運転致死と道路交通法違反の疑いがもたれていました。 山口地検下関支部はその後男を処分保留で釈放し、在宅で捜査を進めていましたが、6月26日付けで、道路交通法違反(救護義務違反・事故不申告)の罪で起訴しました。 一方、過失運転致死の容疑については、嫌疑不十分で不起訴処分としています。