詐欺で得た資金、闇バイトから借りた口座経由し「洗浄」…新たな手口とみて法改正で対策検討

海外の犯罪組織などが、詐欺の被害者からだまし取った金の受け皿とした口座の名義人に報酬を支払い、別の口座に送金を代行させる手口が広がっている。入金と送金が正当な取引に基づくことを装う意図があり、マネーロンダリング(資金洗浄)の新たな手口とみられる。警察庁は、正当な理由なく他人から送金を請け負う行為を規制するため、犯罪収益移転防止法の改正を検討している。

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