オンカジ逮捕騒動の最中…フジテレビが『千鳥の鬼レンチャン』に沸いたワケ ティーンを掴むお台場の希望

フジテレビは7月4日、元タレントの中居正広氏(52)の女性トラブルに端を発する一連の問題への対応について検証した特別番組『検証 フジテレビ問題〜反省と再生・改革〜』を6日午前10時から放送すると発表した。 “検証番組”は11時45分まで1時間45分にわたって放送され、清水賢治社長(64)も出演し、《どこで判断を誤ったのか》《問題の一因になった組織風土とは》《再生・改革の取り組みの進捗》などについて、さまざまな証言をもとに検証するという。 「2025年の上半期、いわゆる“中居氏・フジ問題”で揺れたフジテレビ。オンラインカジノで違法賭博をしたとして山本賢太アナウンサー(27)が書類送検され、お昼のバラエティ番組『ぽかぽか』(フジテレビ系)の総合演出を担当していたバラエティ制作部企画担当部長・鈴木善貴容疑者(44)も常習的に利用したとして常習賭博の疑いで逮捕されるなど、まだまだ激動は続いています。 そんなフジテレビですが、6月25日には親会社のフジ・メディア・ホールディングスの株主総会も無事に乗り越え、サントリーホールディングス、大和ハウス工業、ロッテ、大東建託などの大手企業がCM出稿を順次再開すると発表。再生への道を本格的に歩みつつありますよね」(女性誌編集者) 視聴者やスポンサー企業からは長らく冷ややかな目で見られてきたフジテレビだが——実はここにきて、明るいニュースもあったという。 「実は、千鳥とかまいたちが出演する日曜日夜のバラエティ番組『千鳥の鬼レンチャン』(フジテレビ系)が目覚ましい結果を出したんです。1週間の全局全番組の中で最も高いコア視聴率(テレビ各局が重視する13〜49歳の個人視聴率)を誇る“最強のバラエティ番組”『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)を、条件つきではありますが凌駕したんです」(制作会社関係者) それがあったのは6月22日。『鬼レンチャン』は19時からの2時間SPだった一方、日本テレビは19時から『ザ!鉄腕!DASH!!』、20時から『イッテQ!』という通常の編成だった。 「視聴率で苦戦する番組が多いフジテレビにあって、『鬼レンチャン』は高視聴率をたたき出す人気番組なんですよね。2022年5月からレギュラー放送が始まった同番組は、特にコア視聴率が高く、小さな子どもやティーンからも大人気。子どもが見るからその親も見るといった番組ですよね。子どもたちがゲラゲラ笑う、“ザ・バラエティ番組”ですね。 番組は基本的には、楽曲のサビだけを音程を外すことなく10曲歌い切ることを目指す『サビだけカラオケ』がメインですが、他にも人気企画は多数。6月22日は『4×200mリレーサバイバルレンチャン』の第2弾が放送されました」(同)

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