教員の児童盗撮事件 横浜市教委が第三者委設置へ 再発防止策に助言

教員グループが女子児童の盗撮画像などをSNS(交流サイト)のグループチャットで共有したとされる事件を受け、横浜市教育委員会は9日、有識者による第三者委員会を来週にも立ち上げる方針を明かした。市教委が示す再発防止策に助言をしていくという。 市教委によると、犯罪心理、学校経営、危機管理の専門家や、弁護士らが委員を務める。児童生徒がSOSをより発信しやすくする方法や、盗撮機器の見つけ方などを助言する。会議体の形式は取らず、市教委が防止策を考えた段階で個々に意見を聞くとしている。 既に5人から委員就任の内諾を得ているという。市教委は早ければ今夏にも再発防止策の実施を始める意向だ。 一方、市立小中学校など約500校に6月末に市教委が要請した校内点検では、不審な機器は確認されなかったという。事件を巡っては、市立本郷台小教員の小瀬村史也容疑者(37)が性的姿態撮影処罰法違反(盗撮など)容疑で6月に逮捕された。【岡正勝】

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