【WWE】米人気ミュージシャンがプロレスデビュー! ユーチューバー兼レスラーと異色激突へ

WWEで異色の米人気ミュージシャンがプロレスデビューすることになり、話題を集めている。 WWE真夏の祭典「サマースラム」(8月2、3日=日本時間3、4日、ニュージャージー州イーストラザフォード)では、カントリー歌手のジェリー・ロール(40)が〝毒蛇〟ランディ・オートンとタッグを組み、米人気ユーチューバー兼レスラーのローガン・ポール&元世界ヘビー級王者ドリュー・マッキンタイアと、激突することが決定した。 これまでもゲストとしてWWEに登場してきたが、前回スマックダウンでヒット曲「Liar」を披露していたところ、ローガンとの遺恨が発生。ジェリーはリングに上がり、襲われたオートンを助け、ローガンを豪快に投げ飛ばした。12日(同13日)の「サタデーナイツ・メインイベント」ではマッキンタイアと一騎打ちしたオートンのセコンドに就いたが、試合後はマッキンタイアのクレイモア(シングルドロップキック)を被弾してKOされた。遺恨決着のためプロレスデビューが決まった。 いったい、どんな男なのか? 顔面にタトゥーを施し、肥満体で独特の風貌。10代から薬物に手を出し、何度か逮捕されて刑務所暮らしも味わったという。ラッパーとしてデビューし、7枚のアルバムを発表した。ヒップホップで知名度を高めていったが、2021年にリリースしたアルバムはカントリーに路線変更した。これが大当たりして「Son of a Sinner」「Save me」などが大ヒット。一躍、超売れっ子となり、エミネム、スヌープ・ドッグ、ポスト・マローンら大物とも共演を果たした。 CCO(最高コンテンツ責任者)のトリプルHは、13日(同14日)の女子限定PLE「エボリューション」後の会見で「彼は有名なアーティストになる前、短期間だけどプロレス学校に通っていたんだ」と明かしており、ジェリーはもともとプロレスラー志望だったという。すでに大減量中で、プロレスのトレーニングも開始。トリプルHは「元気いっぱいの子供のように取り組んでいる。私もすごく楽しみだ」と、40歳の元ラッパーのデビュー戦に期待を高めている。 対戦相手のローガンは人気ユーチューバーながら、驚異の空中殺法を武器にUS王座を獲得するなど大活躍してきた。果たしてミュージシャンvsユーチューバー、WWEならではの異色対決の結末は――。

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