先月22日夜、福岡市早良区で酒を飲んで他人に危害を及ぼすようなハンドル操作で運転して車と接触する事故を起こし、そのまま逃走したとして39歳の美容師の男が逮捕されました。 男は「飲酒運転ではありません」と容疑を否認しています。 道路交通法違反(酒気帯び運転・安全運転義務違反・報告義務違反)の疑いで逮捕されたのは、福岡市早良区に住む39歳の美容師の男です。 美容師の男は、6月22日午後8時15分ごろ、早良区西新の通称「明治通り」で、酒を飲んで他人に危害を及ぼすようなハンドル操作で乗用車を運転して停車中の車に接触する事故を起こし、そのまま逃走した疑いがもたれています。 美容師の男は約20分後、現場に徒歩で戻り、当て逃げ事件の捜査をしていた警察官が男の呼気を調べたところ、基準値の4倍を超えるアルコールが検出されていました。 その後、警察が周辺の防犯カメラの映像を調べるなどの捜査をした結果、美容師の男が車を運転して事件に関与した疑いが強まったということです。 事件現場には美容師の男が運転していた車のサイドミラーのカバーも残されていました。 取り調べに対し、美容師の男は「飲酒運転ではありません。(自宅の)駐車場で酒を飲んだ。自宅に車をとめた後にミラーが壊れたことに気づいた。帰宅中に現場近くで音がしたのを思い出して、その時に事故を起こしたのかもしれないと思ったので戻ってきた。現場での(事故の)認識はない」などと話し、容疑を否認しています。