薬局に侵入し糖尿病治療薬を盗んだとして、兵庫県警は17日、建造物侵入と窃盗の疑いで神戸市、医師瀬尾達容疑者(62)を再逮捕した。県警によると「自分で飲むのと知人に与えるためだった」と供述。食欲抑制作用がある治療薬をダイエット目的で盗んだとみている。 容疑者は同県尼崎市の耳鼻咽喉科「瀬尾クリニック」の院長。別の日にも同じ薬局に侵入し、薬を盗もうとしたとして窃盗未遂などの疑いで6月に逮捕された。防犯カメラに似た人物が写り、薬局側が県警に届け出た。 再逮捕容疑は昨年9月、提携している尼崎市の薬局に合鍵で侵入し、治療薬20錠を盗んだ疑い。