高知県教育委員会は23日、勤務先の学校内で児童を盗撮をしたとして、同県土佐市立の小学校の男性教諭(24)を、同日付で懲戒免職処分にしたと発表した。 県教委によると、6月30日午前、校内の児童が水泳の着替えをする場所の物陰に小型カメラ2台が置かれているのを同小教頭が発見。同日朝にその場所で姿を見かけた元教諭に話を聞いたところ、盗撮を認めたという。 県教委と土佐市教委の聞き取りによると、元教諭は、5月下旬にインターネットで小型カメラ3台を購入し、6月中旬から30日までに複数回、校内で児童の着替えの様子などを盗撮した。「授業でストレスがたまっていた」と説明したという。元教諭は今年採用されたばかりで2年生の担任だった。 高知県警は7月1日、元教諭を性的姿態撮影処罰法違反容疑で逮捕。釈放後、16日に別件で不同意わいせつなどの容疑で再逮捕した。【小林理】