お笑い芸人のチャンス大城が28日、人気のYouTubeチャンネル「ナナフシギ【公式】」ににゲスト出演した。 チャンスは、3月に開催された「R-1グランプリ2025」で史上最年長ファイナリストとなり遅咲きブレーク。「狙ったらウケないんですよね…」と苦笑しながら波瀾(はらん)万丈の人生を回想した。 チャンスは「高校の時に、18歳ですよ。ワダっていう身長の低いやつと仲良くなって。それと土木作業に行ってまして。夜は学校。定時制の高校で。土木作業の先輩5人組に途中からいじめられるんです。僕たちの日当、5時まで働いた1万円を貸せって言うんですよ」と振り返った。 チャンスは「付いてこいって、俺とワダの日当1万円でカラオケ行ったり、居酒屋行ったり」と述懐。先輩5人は、街で恐喝するなどの犯罪もしていたため「俺とワダも一緒におったら…。俺たちは仲間じゃないと。その人が逮捕されるまで友達の家に匿ってもらったんですよ」と明かした。 チャンスは運悪く、そのグループに捕まってしまった日を振り返り「お前、何逃げてんねん?と。お前らも俺らと仲間やろと。真夜中の山に連れていかれました。あ、俺はもうここで終わったと」と回想した。 チャンスは「土木作業してるんで、車の中、道具いっぱいあるんですよ」と、自分を生き埋めにする穴を掘らされ、顔だけ出した状態で埋められたと話した。 「凝固剤でぐーっと固められて。(グループは)ワダを連れて降りて行って。(生き埋めは)俺のピンかよ!?と思って」と述懐。 「(生き埋めにされたまま)寝たんですかね。パッと起きたらもう太陽が昇ってて。夏なんで。これ、脱水症で絶対に死んだなと。俺、まだ生きたい…。『助けてくれー!』て叫んだら、『助けてくれー!』って山びこ?なんか変なんですよ。『ワダー!』って叫んだら『オオシロー!』。ワダが向こうの山に埋められてたんですよ」と話した。 チャンスは、山の管理人に救出され、友人とともに九死に一生を得たと回想。壮絶な体験を振り返っていた。