タクシー運転手に「助けてほしい」などと言って、現金をだまし取ったとして逮捕された男が、別の運転手からも現金をだまし取ったとして、再逮捕されたことがわかりました。 捜査関係者によりますと、沖山貴寛容疑者はことし5月、東京・新宿区の路上でタクシーの運転手の男性に「困っています」「母親の入院費に金が必要」などとウソを言って、現金35万円をだまし取った疑いがもたれています。 沖山容疑者は「沖貴大」という偽名を使い「私は不動産会社に勤めていて、あしたから5万ずつ返す」などと言って、信用させていたということです。 調べに対し、容疑を否認しているということですが、警視庁は沖山容疑者が同様の手口でタクシー運転手などから少なくとも1960万円をだまし取っていたとみて調べています。