藤木直人主演「最後の鑑定人」第5話。佐野岳が金と権力にまみれた“金髪社長”役で登場

佐野岳が、フジテレビ系で8月6日放送の、藤木直人主演ドラマ「最後の鑑定人」(水曜午後10:00)に、ゲスト出演することが決まった。金と権力にまみれた“クズ級社長”役で登場する。 「最後の鑑定人」は、人に興味がない孤高の偏屈科学者・土門誠(藤木)と、“変人”研究員・高倉柊子(白石麻衣)というクセ強な男女バディが、難事件解決へのラストピースを科学捜査の視点から探していくという、濃厚なサイエンス×ミステリー。 佐野が演じるのは、仮想通貨関連企業の社長・室田誠治。事故死と断定された女性の死に関わっている容疑をかけられ、自身の薬物使用も疑われている役どころ。 ある日、糸川翠(池田朱那)という女性の遺体が発見された。現場と遺体の状況から警察は事故死と断定し、他殺の疑いはないと判断していた。しかし翠の素性を知っていた神奈川県警・捜査一課巡査部長の都丸勇人(中沢元紀)は、他殺の可能性が高いとにらむ。というのも、2年前、都丸は室田と翠がドラッグパーティーをしていた疑いで事情聴取をしていた。当時は2人から薬物反応が出ず、証拠も不十分だったことから逮捕できずにいた。 そんな中、翠が自殺を図る。一命を取り留めたものの、室田を恐れ彼の元から逃げたがっていた。そんな翠に寄り添っていた都丸は、今回の件は事故ではなく室田が何かしら関与していると疑う。だが警察の捜査では、後日見つかった翠の遺体から薬物使用の痕跡は見つからなかった。そこで都丸は土門と高倉に、翠が他殺で亡くなったことを証明してほしいと依頼するのだった。 “金髪イケイケ社長”姿が公開された佐野は、「今回演じた室田は、金と権力にまみれた、まさに“絵に描いたような成金のクズ”。監督からは“シリーズで一番救いようのない最低の人間でいてほしい”と言われました。ここまで徹底して嫌われる役を演じるのは初めてで、だからこそ、“好かれない覚悟”を持って演じました。彼の言葉や態度に、視聴者の皆さんが心底ムカついてくれたら、役者としては本望です。自分でも不快になるほど室田を突き詰めていたので、終わった時にはちょっとした脱力感と達成感がありました(笑)」と、撮影を振り返った。 さらに、「この作品の魅力は、表面的には事件の真相を科学で解き明かす“鑑定推理ドラマ”でありながら、その裏で人間の弱さや業が静かに描かれているところです。室田という人物は、その“業”を体現する存在。視聴者の倫理観を揺さぶるようなシーンも多く登場します。そして何より、そんな彼に立ち向かう登場人物たちの真っすぐなまなざしが、希望の光のように輝いて見えるはずです。細かなやりとりの中に込められた真実の積み重ね、その重みと熱量を、ぜひ感じていただきたいです」とメッセージを寄せた。

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