路上で女性にけがを負わせ現金を奪った疑い 高知医療センターの男性看護師に懲戒免職処分【高知】

高知県・高知市病院企業団は、7月に高知市の路上で女性にけがを負わせて現金を奪った疑いで逮捕・起訴された看護師の男を8月6日付けで懲戒免職処分にしました。 懲戒免職処分を受けたのは、高知医療センター看護局主任の原国治被告(40)です。 原被告は、7月12日午前0時15分ごろ、高知市相生町の路上で20代女性の肩を背後から掴んで地面に引き倒し、左ひじに軽いけがを負わせ、女性のカバンから現金約1万円が入った財布を奪って逃走。2日後に警察署に出頭し、強盗傷害の疑いで逮捕されていました。高知地検は7月30日付けで原被告を傷害と窃盗の罪で起訴しています。 県・高知市病院企業団は、「公務に対する患者や県民・市民の信頼を著しく損ない、信用を失墜させた」として6日付で原被告を懲戒免職にしました。企業団の聞き取りに対して原被告は、「女性や職場に迷惑をかけて申し訳ない」と述べたということです。 病院企業団の村岡 晃企業長は、「被害にあわれた方とご家族、県民、市民に深くお詫びする。服務規律確保の徹底を図り、失われた信頼の回復に努める」とコメントしています。

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