韓国特別検察官 尹前大統領妻の逮捕状請求

【ソウル聯合ニュース】韓国の尹錫悦(ユン・ソクヨル)前大統領の妻、金建希(キム・ゴンヒ)氏を巡る複数の不正疑惑などを捜査する特別検察官チームは7日、金氏の逮捕状を請求した。金氏に対する取り調べからわずか1日での逮捕状請求となった。 特別検察官チームは16の疑惑を捜査対象としているが、前日は輸入車ディーラー「ドイツ・モーターズ」の株価操作に関与した疑惑や政治ブローカーのミョン・テギュン氏と共に尹政権で与党だった「国民の力」の公認候補選びに不正に介入した疑惑、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の元幹部が「コンジン法師」と呼ばれる呪術師を通じて金氏にダイヤモンドのネックレスや高級バッグを渡し、教団のカンボジア事業などで便宜を図るよう依頼した疑惑の順に取り調べを行ったことが分かった。 また、2022年6月に北大西洋条約機構(NATO)首脳会議出席のためスペイン・マドリードを訪問したときに着用していた高級ネックレスを資産として申告しなかった容疑についても追及したという。 金氏は容疑をおおむね否認したことが確認された。 特別検察官チームは逮捕状請求書にこれらの疑惑を記載したとみられる。 このほかの疑惑については金氏を再出頭させて取り調べる予定だ。

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