9日、福岡県大刀洗町のパチンコ店で知人の61歳男性の顔などを複数回殴り、鼻などを骨折させたとして54歳の会社員(自称)の男が逮捕されました。 9日午後0時40分ごろ、大刀洗町高樋のパチンコ店「ワンダーランド1188大刀洗店」の喫煙所で男性客同士が喧嘩しているのを店にいた人が目撃し、110番通報しました。 警察が駆けつけたところ、太宰府市に住む61歳の男性が顔などにけがをしていたため、一緒にいた久留米市の会社員(自称)倉持孝郎容疑者(54)を傷害の疑いで現行犯逮捕しました。 倉持容疑者は61歳の男性の顔や手などを複数回殴り、鼻と手の指と手首を骨折させる重傷を負わせた疑いが持たれています。 倉持容疑者も頬が腫れるなどのけがをしました。 警察によりますと、倉持容疑者と被害者の男性はこのパチンコ店の常連客同士で、倉持容疑者が被害男性からスマートフォンで「パチンコ必勝法」と呼ばれるデータを受け取ったところ、操作方法がわからずお互いの言葉遣いをめぐって口論になったということです。 取り調べに対し倉持容疑者は「間違いありません。ソフトの使い方を習っている際にお互いの口の利き方が原因で口論となった。相手が自分の胸ぐらをつかんで『なんかそのものの言い方は』と怒鳴ったので、その仕返しで手を出しただけです」などと話し、容疑を認めているということです。