他人の電子決済アカウントを不正利用か 家電量販店からタブレット端末など約80万円相当をだまし取った疑い 中国籍の男2人を逮捕

2024年7月から8月にかけ宮城県や山形県の家電量販店で、だまし取った他人名義の電子決済アカウントを使ってタブレット端末などを不正に手に入れたとして、中国籍の男2人が逮捕されました。 宮城県警などの合同捜査本部に詐欺の疑いで逮捕されたのは、いずれも中国籍で住所不定・無職の26歳と22歳の男です。 警察によりますと、男2人は2024年の7月31日と8月6日に、他の1人と共謀のうえ仙台市や山形市などの4つの家電量販店で、詐欺サイトで不正に取得した他人名義の電子決済のアカウントを利用してタブレット端末やスマートフォンなど7点、合わせて80万円余りをだまし取った疑いが持たれています。 警察の取り調べに対し、26歳の男は黙秘していて、22歳の男は「勝手に他人の電子決済コードを使って商品を買うことは悪いことだとわかっていた」「生活費の足しにするために仕事としてやっていた」などと話し、容疑を認めているということです。 男らはネットショッピングの詐欺サイトで商品を売り、返金手続きを口実に購入者の電子決済のコードをLINEで画面共有させる手口で他人名義のアカウントを不正に取得していました。同様の手口は全国で確認されているということです。 男らはだまし取ったタブレットなどを転売していて、警察は組織ぐるみの犯行とみて余罪や共犯者について調べを進めています。

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