裁判費用名目、元夫の母から31万円詐取疑い 倉敷市の60歳女逮捕 声色を変えうその電話、番号で犯行発覚

裁判費用名目で、元夫の母親から現金31万円をだまし取ったとして、兵庫県警明石署は19日、詐欺の疑いで岡山県倉敷市のパート従業員の女(60)を逮捕した。 逮捕容疑は昨年12月13日ごろ、明石市に住む女性(94)に対し、「東京の債権組合の職員」を名乗って電話。「あなたの息子が無許可で車の修理業をしていて裁判になり、その裁判費用が必要だ」などとうそを言い、指定した口座に現金31万円を振り込ませた疑い。 同署によると、女は女性の息子の元妻。女は声色を変え、4人の職員を演じていたという。調べに容疑を認めている。 女性と話をした息子が、元妻の電話番号だと気づき、被害が発覚した。被害者は数年前から同様の手口で被害に遭っていたとみられ、同署は余罪を調べる。

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