【速報】地方公務員の60代男性が約1億4000万円の詐欺被害…警察官役の男から「テレグラム」で“逮捕状”示され

警察官を名乗る男などから「無実を証明するために所有する財産を調べる必要がある」などとウソを言われ、神奈川県に住む地方公務員の男性が約1億4000万円をだましとられる詐欺被害に遭ったことがわかりました。 警察によりますと、神奈川県二宮町に住む地方公務員の男性(60代)は、ことし2月から5月までの間、ショッピングサイトのサポートセンターを装った男から電話で「携帯電話が有料サイトに登録され未納料金が発生している」と言われました。 その後、男性は警視庁・新宿警察署の刑事を名乗る男や東京高検の検察官を名乗る男から「無実を証明するために所有する財産を調べる必要がある」などとウソを言われ、ことし2月から5月の間、17回にわたり、およそ1億4000万円を指定された口座に送金し、だましとられたということです。 男性は新宿警察署の刑事からの指示で、秘匿性の高い通信アプリ「テレグラム」でやりとりをしていて、その中で偽の逮捕状を画像で示されたということです。 男性は生命保険を解約するなどして現金を送金していて、「捜査が終わったら返金する」と言われていましたが、先月になって突如、やりとりしていた相手のテレグラムのアカウントが消えたため、不審に思った男性が警察に通報し被害が発覚しました。 警察は、詐欺事件として捜査を進めています。

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