別の共犯者の指示で犯行か 逮捕の3人は直接やり取りなく 福島・会津若松市のパチンコ店強盗事件

福島県会津若松市のパチンコ店で起きた強盗事件で、逮捕された3人は直接やりとりをせず、共犯者の指示で犯行に及んだとみられることが分かった。 この事件は8月12日、会津若松市のパチンコ店から現金約2800万円を奪われたもので、実行役と見られる専門学校生の19歳少年と運転手役と見られる村山廉(むらやまれん)容疑者(21)が強盗の疑いで逮捕された。また、被害者を装い金庫のカギを開けたとみられる被害店舗の従業員・真鍋一皐(まなべいっさ)容疑者(23)も逮捕された。 捜査関係者によると、19歳の少年と村山容疑者は事件前日に県内で合流し、おもちゃの拳銃を購入するなど準備を進め、犯行後は少年名義の車を使い、逃走したとみられるということだ。 また、これまでの捜査で、事件前後に逮捕された3人の間にやり取りはなかったとみられていて、他の共犯者の指示を受けてそれぞれが犯行に及んだ可能性があるということだ。 警察では、闇バイトやトクリュウなどを含めた組織的な犯行とみて、共犯者について捜査を進めている。

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