前川彰司さん「再審法改正を」 冤罪被害者ら札幌で集会

再審開始のハードルを下げることで冤罪の早期救済につなげるよう再審法改正を求める集会が29日、札幌市北区で開かれ、1986年の福井中3殺害事件で再審無罪が確定した前川彰司さん(60)ら冤罪被害者が登壇した。前川さんは、66年の静岡県一家4人殺害事件で同じく再審無罪となった袴田巌さん(89)に続けたとして「何としてもこの流れを強く大きくして、法改正を実現したい」と訴えた。 集会は北海道弁護士会連合会が主催し、巌さんの姉ひで子さん(92)も参加。前川さんは自身の逮捕から無罪確定まで40年近くかかったことに触れ「自暴自棄で死を覚悟したときもあった」と語った。 外為法違反罪などに問われ、後に起訴が取り消された機械製造会社「大川原化工機」(横浜市)の大川原正明社長(76)は逮捕当時を振り返り「なぜ逮捕されるのか。され方も非常に残念な形だった」と語った。 さらに、自身の損害賠償請求訴訟では取り調べ時の録音が決定的な証拠になったと指摘。任意の取り調べや事情聴取の際も録音録画を徹底するよう求めた。

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