坂本弁護士一家「最悪の結末」から30年…「オウムを狂信的犯罪集団と見抜けなかった」神奈川県警が背負った十字架の重み

日本の安全神話を根底から覆しただけでなく、世界中を戦慄させた未曾有のテロ「地下鉄サリン事件」から今年で30年目を迎えた。また、9月11日は、一連のオウム真理教事件の原点となった坂本弁護士一家殺害事件が“最悪の結末”を迎えてから、30年の節目でもある。信教の自由を隠れ蓑にした犯罪組織という実態を暴こうとした法曹界に牙を剥き、日本の治安を担う全国29万人の警察組織へ全面戦争をしかけて荒唐無稽な国家転覆計画を実行に移そうと試みたオウム。彼らが最初に標的としたのが、坂本堤弁護士だった。一家三人殺害事件が残した教訓とは、一体何だったのだろうか。

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