恵庭市9台絡む玉突き事故 逃げて3km離れた工場の敷地に侵入か 容疑者逮捕と玉突き事故、車盗難の関連捜査

猛スピードで走る1台の車。午前9時半ごろ、北海道恵庭市上山口の国道36号周辺で撮影された防犯カメラの映像です。車はこの直後に事故を起こしたとみられます。 大原麻潤記者) 「事故の当事者によると、現場に残されている茶色の車から男が出てきて、そのまま千歳方向に走って逃げたということです」。 午前9時半ごろ、恵庭市上山口の国道36号で陸上自衛隊の車両など車9台が絡む玉突き事故がありました。巻き込まれた車に乗っていた2人が病院に運ばれましたが命に別状はありません。現場は見通しの良い直線道路です。 追突された車の運転手) 「(茶色の車が)自衛隊の車の横をすっていって、すごいスピードでしたから。自衛隊の人が大声を上げて「逃げるな!」って言ったらしいが、すごい勢いで走っていった。慌てたというか、動転してただ逃げるだけの感じ」。 事故現場からおよそ200メートル離れた恵明中学校では白い車が敷地内に侵入していたことがわかりました。 警察は事故現場からおよそ3キロ離れた工場の敷地に侵入した疑いで恵庭市のパート従業員、今北知宏容疑者(33)を現行犯逮捕しました。今北容疑者は警察の調べに対し黙秘しているということです。 警察によりますと事故直後に現場付近で男性から「車から引きずり出されて車を盗まれた」と通報がありました。今北容疑者が事故を起こしたあとに、車を盗み、中学校に侵入。その後工場の敷地に侵入したとみて捜査をしています。

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