福岡県北九州市の44歳の男がひき逃げなどの疑いで逮捕されました。 呼気からは基準値の10倍を超えるアルコールが検出されたということです。 ひき逃げなどの疑いで逮捕されたのは、北九州市八幡西区の無職、積義隆容疑者(44)です。 9月22日午前4時半ごろ、自宅近くの交差点を車で右折中、直進してきた乗用車と衝突して運転手の男性(47)にけがをさせましたが、そのまま逃走した疑いが持たれています。 男性は全治9日間のけがをしました。 警察が事故のあと周辺を捜索したところ、積容疑者のマンションの駐車場で前方部分が壊れた車を発見。 車内にいた積容疑者から酒の臭いがしたため呼気を調べたところ、基準値の10倍を超えるアルコールを検出したということです。 積容疑者は、「道路中央にあるブロックに衝突したと思っていた。駐車したあとに酒を何本か飲んだ」などと話しているということです。 警察は事故当時、酒を飲んで車を運転していた可能性もあるとみて詳しく調べています。