任意同行で自殺した男性 死亡ひき逃げに関与か 被疑者死亡のまま書類送検の方針 兵庫県警

8月、警察に任意同行を求められた際に自分で首を切って死亡した男性(55)が、兵庫県西宮市で起きた死亡ひき逃げ事件に関与していたとみられることが捜査関係者への取材で分かりました。 警察によりますと8月27日、兵庫県警の警察官が道交法違反容疑で逮捕状を取っていた大阪府豊中市の左官工の男性(55)の自宅を訪れ任意同行しようとしたところ、男性は突然包丁で自身の首や腹を切り、死亡しました。 捜査関係者によりますと警察は、死亡した男性が8月3日に西宮市内で、知人の男性に無免許であると知りながら自分の車を運転させたとする道交法違反の容疑で逮捕する予定だったということです。 また死亡した男性は、8月3日に西宮市鳴尾町の国道で起きた女性(60)が死亡するひき逃げ事件に関与していた疑いがあったということです。 男性はひき逃げ事件について任意聴取された際、「一切知らない」と話していたということです。 警察は逃げた車に同乗していたとみられる知人に話を聞くなどし、10月1日に男性を被疑者死亡のまま過失運転致死などの疑いで書類送検する方針だということです。

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