新潟市中央区の住宅に侵入し、住人の男性に包丁を突きつけて現金を奪おうとしたとして2日、無職の男が逮捕されました。 住居侵入と強盗未遂の疑いで逮捕されたのは、新潟市中央区沼垂西に住む無職の男(51)です。 警察によりますと、男は9月23日午後8時半ごろ、刃渡り約13センチの包丁を持って新潟市中央区の住宅に侵入し、住人の男性(80代)に包丁を突きつけて「金を出せ」と言い、現金を奪おうとした疑いが持たれています。男は男性に抵抗されたためその場から逃走していました。 男は警察の調べに対し「私のやったことに間違いなく、言い訳もありません」と容疑を認めているということです。 男は事件のあった日に、現場付近で警察官に職務質問され、銃刀法違反の疑いで現行犯逮捕されていました。 当初、偽名を名乗り、住所・職業・年齢については黙秘していたということです。 現場周辺では同じ時間帯に女性が何者かに声をかけられて刃物を向けられる事件が起きていて、警察はこの事件にも男が関与しているとみて捜査しています。