自動音声に注意 各務原市の男性 1740万円被害 警察官名乗る男ら「拘束する必要ある」

各務原市の男性が警察官や検察官を名乗る男らのうその電話で、現金1740万円を騙し取られたことが2日、分かりました。 警察によりますと、9月2日、男性の自宅の固定電話に 「あなたの携帯電話が使えなくなります。内容を確認するためには『1』を押してください」と自動音声がかかってきました。 男性は音声に従い、『1』を押すと、 警視庁の警察官を名乗る男に電話がつながり、「逮捕した暴力団があなたの名前を使って携帯電話の契約や銀行口座を開設している。このままだとあなたを 拘束する必要がある」と言われました。 続いて、電話を代わった検察官を名乗る男から口座の現金を全て引き出すよう指示された上、「払い出した現金を全て袋に入れて自宅の前に置くように」と言われ、男性は指示通りに現金を入れた袋を置くと、間もなくして何者かが袋を持ち去りました。 警察は「警察官や検察官が、現金の払出しや現金の受領などを指示することは絶対にない。相手の要求に応じることなくただちに警察に相談してほしい」と注意を呼びかけています。

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