周囲の印象「子育て熱心な母親」…5歳娘の遺体を自宅冷凍庫に遺棄した疑い逮捕の37歳女を送検(静岡・掛川市)

静岡・掛川市内の住宅で、冷凍庫に5歳の娘の遺体を遺棄したとして37歳の母親が逮捕された事件。容疑者を知る人は「子育て熱心な母親」だったといいます。そんな母親に一体なにが。 (カメラマン) 「送検用の車が出てきました。容疑者はフードをかぶり表情は見えません」 23日午後、死体遺棄の疑いで送検されたのは、37歳の容疑者の女。容疑者の女が遺棄したとみられるのは、当時5歳の娘でした。 警察によりますと、容疑者の女は、9月16日、当時5歳だった娘の遺体を冷凍庫に遺棄した疑いが持たれています。 司法解剖の結果、遺体は、死後数日が経ち、死因は窒息死とみられていて、捜査関係者によると、遺体には目立った外傷はなかったということです。 (記者) 「現場となった住宅です。近隣住民によりますと容疑者の女は穏やかな性格で、怒るようなタイプではなかったといいます」 そして、容疑者の母親としての姿を知る人は…。 (容疑者を知る人) 『子育て熱心な母親だった』 娘も母親のことが好きで、仲は良さそうだったといいます。そんな容疑者の女に一体何が…。 査関係者によると、事件が発覚したのは、容疑者の女が、単独での車のトラブルがあった際に、駆けつけた警察官に対して、娘が行方不明になっていると告げたことでした。そこから捜査が始まり、自宅やその周辺を捜索したところ、自宅の冷凍庫の中から、娘の遺体が見つかっていたのです。 父と夫、亡くなった娘との4人で暮らしていたとみられる容疑者の女。近隣住民によると、2024年12月に行われた防災訓練には、夫と娘の3人で参加していたといいます。 何らかの理由で病院に入院していた容疑者の女が、22日、退院したため逮捕した警察。逮捕時は、冷静に応じ、気が動転するような様子はなかったといいます。 警察は容疑者の女の認否を明らかにしてませんが、娘が死亡した経緯についても知っているとみて、慎重に調べを進めています。

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