大麻とコカインを所持したとして、警視庁は、大学生の井上登剛容疑者(22)=大阪市生野区=を麻薬取締法違反(営利目的所持)容疑で再逮捕し、29日に発表した。黙秘しているという。 原宿署によると、逮捕容疑は8月5日午前7時45分ごろ、大阪市内の自宅で乾燥大麻約70.2グラムとコカイン約4・3グラムを営利目的で所持したというもの。 井上容疑者の自宅からは複数種類の薬物のほか、計量器や小分け用の道具も見つかったといい、警視庁は井上容疑者が密売をしていたとみて入手経路や販売先を調べる。 井上容疑者は他の人物と共謀し、覚醒剤や大麻を車の中などで共同所持したり、自ら使用したりしたとして、8月以降に覚醒剤取締法と麻薬取締法違反の両容疑で逮捕され、起訴されていた。(太田原奈都乃)