他人の民家敷地内に侵入して入浴中の小学生を盗撮したとして、兵庫県警生活安全特別捜査隊と葺合署は１９日、住居侵入と性的姿態撮影処罰法違反（撮影）の疑いで、神戸市中央区に住む飲食店従業員の男（３１）を逮捕した。県警の調べに対し「こっそりと風呂場を動画撮影した」などと容疑を認めているという。 逮捕容疑は、９月２９日午後９時４５分ごろ、神戸市中央区にある一戸建ての敷地に侵入し、１階の風呂場の窓にスマートフォンを差し入れて入浴中の小学生を撮影した疑い。 家族から「風呂の窓から手とスマホが見えた」と１１０番があり、県警が捜査を始めた。周辺の防犯カメラには、民家の敷地に入ってスマホを風呂場に向けたり敷地の外に出て画面を確認したりする何者かの姿が映っており、足取りを調べるなどして男が関与した疑いが強いと判断したという。 県警は、男と小学生に面識がなかったとみている。