新東名高速道路で、乗用車を無免許で運転し通行帯違反をしたうえ、その罪を逃れるため交通反則切符に 他人の氏名を署名したとして23歳の男が逮捕されました。 有印私文書偽造・同行使、交通法違反(無免許運転・通行帯違反)の疑いで逮捕されたのは、住居不定無職の男(23)です。 警察によりますと、男は2023年1月20日、静岡県沼津市根古屋の新東名高速道路上り線で、普通乗用車を無免許運転し通行帯違反をしました。さらに、罪を逃れようと警察官が作成した交通反則切符に、自分の兄弟の氏名を不正に署名した疑いがもたれています。 警察官が免許の照会をしましたが、名前や生年月日が正しく記載されていたため、偽名に気づかなかったということです。しかしその後、氏名を不正に使われた男の兄弟が、違反した覚えがないにも関わらず違反登録されていることに気づき警察に連絡。 警察が男の行方を追い、千葉県内の知人宅にいるところを逮捕したということです。 男は取り調べに対し「覚えていない」と供述しているということです。