ここ10年で過去最多 今年度7件目の処分… 大麻所持の疑いでの逮捕と性暴力などのハラスメントにつながる不適切行為で2人を処分 島根県松江市・浜田市

島根県教育委員会は、大麻を所持した疑いですでに逮捕・起訴されている島根県松江市の小学校の27歳の教諭の男に対し、懲戒免職の処分を下すなど、あわせて2件の処分を発表しました。 島根県教育委員会 「まことに申し訳ございませんでした」 11月28日付で懲戒免職となったのは、麻薬及向精神薬取締法違反の疑いですでに逮捕・起訴されている、松江市立宍道小学校に勤務する男(27)です。県教委の調べに対し男は、業務上の悩みを抱えていて、大麻を吸ったら寝れるなど、体の症状が改善されたと話しているということです。 また、浜田教育事務所管内の小学校に勤務する49歳の男性教諭に対しても、11月28日付で減給10分の1の処分を発表しました。 この男性教諭は、2021年(令和3年)ごろから昨年度にかけ、家族ぐるみで親交があった家庭の児童生徒3人と、管理職の許可を得ずにラインのやり取りや、自家用車に乗せるなどの行為を繰り返したということです。県教委では、性暴力などのハラスメントにつながる疑念を抱かせる不適切行為として、減給処分としました。 島根県教委の教職員の処分は今年度7件目となり、ここ10年で最も多い件数となっています。

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