子どもを虐待から保護 警察と児童相談所が合同訓練【愛媛】

警察学校で関係機関が連携して児童虐待の疑いのある家庭の子どもの保護などを行う訓練が行われました。 きょう警察学校で行われた、児童虐待への対応訓練。母子家庭で起こるケースを想定して、児童相談所の職員と警察官が参加しました。 訓練では母親と、その交際相手を引き離し、子どもの安全を確保します。 県内ではきのう、面識のある10歳未満の少女の頭をハンマーで叩いたなどとして、西条市に住む30代の男が傷害の疑いで逮捕される事件がありました。 警察によりますと、新居浜市内の児童相談所から「子どもの頭にケガがあり、ハンマーで叩かれたと言っている」と情報提供があり、事件が発覚。 男は「階段を降りていてバランスを崩し、壁に頭をぶつけてケガをしただけ」と、容疑を否認しているということです。 県によると、令和5年度に県内の児童相談所に寄せられた児童虐待相談件数は1542件で増加傾向にあり、特に児童の前で暴力を振るう面前DVなどの心理的虐待が増えているということです。 児童相談所では、児童虐待の疑いがある子どもを見かけた場合は、「児童相談所虐待対応ダイヤル189・いちはやく」などに躊躇なく通報した上で、いつ、どこで見たのかなどを教えて欲しいとしています。

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