8日朝、長野駅前の路地でひき逃げされたとみられる男性が死亡した事件で警察は、ごみ収集車を運転していた55歳の男をひき逃げなどの疑いで逮捕しました。 ひき逃げと過失運転致死の疑いで逮捕されたのは、長野市の会社員の男(55)です。 警察によりますと男は、8日午前6時過ぎ、長野駅近くの道路でごみ収集車を運転していましたが、後退する際に道路上に横たわっていた男性を車両でひいて死亡させ、救護することなく立ち去った疑いが持たれています。 警察は、防犯カメラの映像などから車両を特定し、8日午前から男に事情を聞いていましたが、8日午後9時前、逮捕に至りました。 調べに対し男は、ひいた認識もあり逃げたことも認めているということです。 被害者の男性は、ひかれるおよそ1時間前から現場に倒れていて、警察が原因を調べるとともに、身元の確認を急いでいます。