「3億円事件」発生直後に19歳少年が自殺、父は白バイ隊員だった…昭和の国民的作家・松本清張が推理していた“新たな犯人像”とは

〈《公訴時効から50年》3億円事件の本当の犯人は?「担当刑事の説はつじつまが合わない」松本清張が唱えていた“もうひとつの説”〉 から続く 現金輸送車に積まれた約3億円の現金を、白バイ警官に扮した人物が奪って逃げた1968年の「3億円事件」。犯人が捕まらないまま公訴時効が成立し未解決事件となってから、今年で50年になる。 昭和を代表する作家・松本清張は事件を元にした短編『小説 3億円事件』の中で、真相を追求しようと試みている。担当刑事とは意見を異にする、清張が唱えた“新たな犯人像”とは……。ここでは『 昭和未解決事件 松本清張の推理と真犯人X 』(宝島社)より、一部を抜粋して紹介する。(全2回の2回目/ はじめ から読む) ◆◆◆

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