グループを脱退しようとした男子高校生ら9人に対する恐喝未遂罪に問われている男(23)。法廷で男が口にしたのは、意外にも聖女マザー・テレサの言葉でした。母親が差し入れた本を読み、更生を誓っているという男。反省の色を見せる一方で、「ある人物」に関する質問にだけは、男はかたくなに口を閉ざし続けました。 【前編を読む】「チンコロで捕まっても逃がさん」半グレ脱退しようとした高校生らを鉄パイプ手に“コンクリ正座” 23歳男が口にしたマザー・テレサ ■被告の母親が出廷 伝記や日本史の本を差し入れ 証拠調べでは被告の母親が弁護側証人として出廷。警察が家宅捜索に訪れた際に事件のことを知り、「驚きと落胆、悲しみ」を感じたと心境を語った。 逮捕から男の勾留生活は2か月以上が経過している。母親は伝記や日本史の本を差し入れしていたという。 ■被告人質問 男が口にしたマザー・テレサの言葉 被告人質問で弁護人からは犯行についてー Q・なぜ被害者たちを呼び出した? 「グループを脱退する理由を聞いてみようと思った。」 Q・鉄パイプのようなものを被害者たちに見せたことについては? 「被害者たちの体には近づけておらず、振り回してもいない。あくまで言葉で脅しただけ」 Q・コカインを使った経緯は? 「持っていたまま使わないとバレるので吸引した。廃棄することは考えていなかった」 Q・留置所での生活は? 「差し入れの本で出会った、『思考はやがて運命になる』とのマザー・テレサの言葉が印象に残っている。後先考えて行動することが大切だと分かった」 ■グループは脱退するのか?頑なに守る「ある人物」 検察側はー Q・被害者から金を取ろうとしたのはどのタイミング? 「話の流れ。けじめを取らせるという意味合いでとっさの思い付きだった」 Q・グループでの今後の活動については? 「グループと距離は置かないといけないと思っている。活動に誘われた場合はしっかり断る」 裁判官からの「グループの脱退は誰に申し出るのか」との質問に対しては「年上のメンバーに…」と述べるのみで、「リーダーの●●ではないのか」と問われても「その人がリーダーとは決まっていない」とかたくなだった。