【生後11か月の女児死亡事件】 罪に問われた母親(29)の裁判 3日に判決 注目される福岡地裁の判断

8年前、福岡県川崎町で生後11か月の女の子が頭に強い衝撃を受けて死亡した事件について、福岡地裁は3日、母親に判決を言い渡します。 乳幼児が頭に致命傷を負った事件の裁判は各地で無罪判決が出ていて、福岡地裁の判断が注目されています。 ■一貫して無実を訴える母親(29) 松本亜里沙 被告 「暴力をふるうなんてなかったと信じてほしいです」 福岡地裁の法廷に立ち、一貫して無実を訴えたのは、糸田町の無職・松本亜里沙被告(29)です。 8年前、当時住んでいた川崎町の自宅で生後11か月の長女、笑乃(えの)ちゃんに何らかの暴行を加え死亡させたとして、傷害致死の罪に問われています。 起訴状などによると、笑乃ちゃんの死因は頭への強い衝撃により脳と硬膜の間に血液の塊ができる「急性硬膜下血腫」や脳全体が腫れる「びまん性脳腫脹」でした。 また、後頭部は骨折していました。 裁判では検察側と弁護側が笑乃ちゃんがけがをした要因をめぐって、真っ向から争ってきました。 ■検察側の主張 懲役8年を求刑 検察側の主張では事件当日、松本被告は119番した際、「長女を遊ばせていたら横に倒れた」などと説明。 搬送先の病院でも同様の説明をしたといいます。 検察側は生後11か月の笑乃ちゃんが負った後頭部の骨折は「自分で転んだだけでは起きない」と判断。 松本被告が笑乃ちゃんに暴行を加えていたのにそれを隠すためにうその説明をしたと主張しています。 また、後頭部に確認された3カ所の皮膚の変色について、松本被告が複数回打ち付けたことによってできたものだと主張しました。 そのうえで懲役8年を求刑しています。 検察側 「後頭部の骨折は自分で転んでは生じ得ない」 「被告人は当時通報の際にも『長女を床に座らせて遊ばせていたが長女が横に倒れた』とうその説明をあえてした」 ■逮捕前に語った言葉 松本被告は逮捕前RKBの取材に対しこう答えていました。 松本亜里沙 被告(逮捕前) 「ミルクをやろうと思ってつくってた時に『ドン』と音がしたので見たら倒れてて呼吸がおかしくなったので救急車を呼んだ」

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