ニセの“逮捕状”郵送も 県内の男女2人が計2050万円相当の「ニセ警察詐欺」被害 鹿児島

■ニセの「逮捕状」が自宅に郵送され 警察官をかたる詐欺が相次いでいますが、新たな手口です。ニセの逮捕状が県内の80代女性の自宅に郵送され、女性は現金550万円をだまし取られました。 県警によりますと、県内の80代女性は今年2月中旬、自宅の固定電話に、警察官を名乗る男から電話があり、「鹿児島出身の男性を捕まえている。その男性の自宅を捜索したら、あなたの携帯と通帳が出てきた。あなたも関係者として逮捕する」などと言われ、その数日後、女性の氏名などが書かれたニセの「逮捕状」が自宅に郵送されてきたということです。 ■検事を名乗る男「お金を調べないといけない」 その後、検事を名乗る男から「あなたのお金を調べないといけない」などと言われ、口座からお金を下ろすよう指示されました。 女性は指示通り、現金550万円を引き出し、自宅近くの指定された場所に現金を置いたところ、だまし取られたということです。 他県警の特殊詐欺捜査の過程で、女性の名前が分かり、情報を寄せられた県警が女性に話を聞きに行ったところ、被害が発覚したということです。 ■「東京であなたの口座を勝手に作って使っている者がいる」 また、県内の50代男性は今年1月下旬、警察官を名乗る男から携帯電話に電話があり、「東京であなたの口座を勝手に作って使っている者がいる。あなたは容疑者になる」などと言われました。 その後、ビデオ通話で警察官の制服のような服を着た男が出てきたため、男性は本物の警察官だと信用し、指示通りに4回にわたって、合わせて1500万円相当の暗号資産を送金し、だまし取られたということです。 男性が、巡回連絡で男性宅を訪ねた警察官に話をして、被害が発覚しました。 ■今年1月から3月までの間に「ニセ警察詐欺」が16件発生 県内では、今年1月から3月までの間に、捜査機関をかたり、被害者に犯罪の疑いがあるとして、捜査目的で金銭を要求する「ニセ警察詐欺」が16件発生しているということです。

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