長岡市で市内に住む80代女性が現金1000万円とキャッシュカードをだましとられる特殊詐欺被害がありました。 警察によりますと、ことし4月20日、女性の家の固定電話に宅配業者を名乗る男から電話があり、「あなた宛ての荷物を預かっている」と言われ、女性が身に覚えがないと答えたところ、指示された電話番号に電話するように言われました。 女性が電話をかけると警視庁の警察官を名乗る男が電話に出て、「(女性の名前)さんの荷物を確認したらお金、携帯電話が入っていた」「特殊詐欺の犯人があなたに手数料として渡したお金だと話している」「あなたは詐欺の容疑者になっているので身の潔白を証明してもらいたい」などと言われました。 その後、東京地検の検事を名乗る男などから「口座の中にあるお金の番号を調べる必要がある」などと言われ、女性が指示に従って4月30日までに複数回にわたってお金を下し現金1000万円を用意。さらに女性名義のキャッシュカード2枚を紙袋に入れて言われたとおり自宅付近の道路脇に置いたということです。 その後、紙袋がなくなり指示された警察官や検事に連絡を取ろうと電話をかけたところ電話がつながらなくなっていたことから不審に思い警察へ被害を届けたということです。 警察や検察が逮捕を免れることを理由に口座のお金の引き出しや、金銭の振り込みを指示することはないとして、警察官を名乗る人物から電話やメッセージアプリで「捜査対象になっている」やお金の話が出たら、詐欺を疑い警察へ相談してほしいとしています。