ヨルダン川西岸のモスク2か所で放火 イスラエル人入植者か

【AFP=時事】パレスチナ当局は27日、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸で26日夜から27日未明にかけ、イスラエル人入植者がモスクに放火する事件が2件起きたと発表した。 ナブルス南方にある町クスラのアブデル・アジム・ワディ町長はAFPに対し、町の南部で建設中だったモスクに入植者が火を放ったと語った。 ワディ町長は「火災によりモスクの入口が破壊され、石造りの部分にも被害が出た」と述べた。 さらに、実行犯らはモスクの壁に「復讐」という言葉を含むヘブライ語の落書きを残したとされる。 イスラエル軍は、モスクが放火されたとの通報を受け、部隊をクスラ郊外に派遣したと発表。「兵士らが到着する前に逃走した容疑者を捜索し、現場で放火の形跡とグラフィティを確認した」と述べ、イスラエル警察が調査を行い証拠を収集すると付け加えた。 同夜、トルカレム近くにある村クールでも入植者がモスクに放火する事件が起き、同じく人種差別的な言葉を落書きしていた。 西岸では先週24日、イスラエル人入植者とパレスチナ人の間で衝突が起き、パレスチナ人4人とイスラエル人2人が死亡した。 イスラエル軍はその後、ナブルス市および周辺の複数の町を強制捜査し、「対テロ作戦」を展開。パレスチナ人数十人を逮捕したと発表した。 26日夜遅く、軍は週末にかけてヨルダン川西岸全域で130人以上の指名手配犯を拘束したと発表した。 拘束者には「武器密売人、ハマスのテロ工作員、扇動に関与した人物、および切迫した攻撃を計画していたテロリスト」が含まれていたとしている。【翻訳編集】 AFPBB News

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