リオで自転車男性を暴行死させた4人が全員逮捕

【リオデジャネイロ 8月21日】 リオデジャネイロ市で自転車に乗っていた男性が暴行され死亡した事件で、関与した4人全員が拘束されたと、州政府が21日に発表した。 逮捕されたのは、民間路上警備員のダヴィ・サントス・マシャード、ジョルジ・ルイス・ヒカルド・ジアスの2人と、アプリ配達員のフェリッピ・エドゥアルド・ドス・サントス・シウヴァ(23)、アイルトン・ジョゼー・ダ・シウヴァ(24)の2人、計4名。最後の1人であるアイルトンは、21日(金)に警察へ出頭した。 さらにもう1人、別の配達員も捜査対象となっている。防犯カメラ映像には、この男が被害者の頭部を蹴る場面が映っているが、身元は判明しておらず、現在も逃走中とされる。 <事件の経緯> 被害者のクラウジオ・ハファエウ・ランデイロ・モレイラさん(37)は、家族によると、11日夜22時30分ごろ、ボタフォーゴの自宅を出て、普段どおり自転車で散策に出かけた。 クラウジオさんはバラタ・ヒベイロ通りで、路上警備員のダヴィ・サントス・マシャードに呼び止められた。ダヴィはクラウジオさんが乗っていた自転車を「盗んだものだ」と疑ったという。 その場には複数のアプリ配達員もおり、クラウジオさんは彼らからも尋問を受けた。クラウジオさんは心理的な障害を抱えており、自転車が自分の姉の所有物であることをうまく説明できなかった。 ダヴィはクラウジオさんに最初の一撃を加えた。もう1人の路上警備員ジョルジ・ルイスはクラウジオさんの自転車を奪い取った。 その後もクラウジオさんは、路上警備員と配達員らのグループから棍棒や蹴りによる暴行を受け続けた。 クラウジオさんは歩いてその場を離れ、建物の入口付近に座り込んだが、暴行はそこでさらに続いた。 警察によると、防犯カメラ映像には、ダヴィがクラウジオさんに棍棒による打撃を計57回加える様子が映っており、その多くが頭部へのものだった。 さらに、複数の蹴りや、頭部および体の各所を踏みつける行為も確認された。 暴行後、加害者らはその場を立ち去り、クラウジオさんは倒れたまま放置された。消防隊が到着したのは約30分後で、クラウジオさんはミゲウ・コウト市立病院に搬送されたが、12日未明に死亡した。 法医学研究所(IML)の鑑定によると、死因は外傷性脳損傷(頭部外傷)に加え、脾臓および左腎の損傷とされている。 (記事提供/Agencia Brasil、構成/麻生雅人)

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