川崎市の女性死体遺棄事件で、逮捕された元交際相手の携帯電話から女性とのやりとりが消去されていて、警察は証拠隠滅を図った可能性もあるとみて調べている。 白井秀征容疑者(27)は、元交際相手の岡﨑彩咲陽さん(20)の遺体を川崎市の自宅に遺棄した疑いがもたれている。 岡﨑さんの家族によると、岡﨑さんは白井容疑者から「殺すぞ」とメッセージが送られていたという事でストーカー被害を訴えていた。 警察は岡﨑さんが行方不明になった後、白井容疑者から任意で7回事情を聴いたが、携帯電話からはそうしたメールの履歴は確認できなかったという。 また他のメッセージや通話履歴も消されていて、警察は白井容疑者が証拠隠滅を図った可能性もあるとみて調べている。