障害児のための放課後デイサービスの施設内で大麻草を栽培していたとして、神奈川県警は、同施設の責任者だった男(31)=神奈川県大和市深見台4丁目=を大麻取締法違反(栽培)の疑いで現行犯逮捕したと10日、発表した。容疑を認め、「自分で使うために栽培していた」「栽培したら安く済むと思った」と話しているという。 同施設によると、男はすでに退職しているといい、事件については「何もお答えできません」としている。 薬物銃器対策課と藤沢北署によると9日、勤務先の施設内の自身の仕事部屋で大麻草2本を栽培した疑いがある。今月、県警に情報提供があり捜査していた。9日に施設内を家宅捜索したところ、男の仕事部屋の片隅から栽培中の大麻草2本と、栽培に必要な照明器具などが見つかったという。(小林日和)