山形県山形市のコンビニエンスストアのトイレで小型カメラを使用し、盗撮を繰り返した男(当時57)の裁判が、あす山形地方裁判所ではじまります。 男は小型カメラを使い男女104人を盗撮したとして逮捕され、今年の1月に有罪判決を受けました。 判決は執行猶予付きのもの。一定期間再犯などをしなければ執行が猶予されるものですが・・・ 男は、あっという間に再犯していましました。5月にまたも山形市内のコンビニのトイレに小型カメラを仕掛け、60代の女性を盗撮したとして逮捕されたのです。 執行猶予中にまったく同じ犯罪に手を染めた男は、あすの再犯裁判で何を語るのでしょうか。注目されます。 画像 過去の犯行で使用した機材 ■執行猶予中の「再犯」 5月、山形市内のコンビニエンスストアの男女共用トイレに小型カメラを置いて女性を盗撮したとして、57歳(当時)の男が逮捕されました。 男は、去年も同様の犯行で逮捕・起訴され、今年1月には、執行猶予付きの有罪判決が出されていました。 性的姿態等撮影の疑いで逮捕されたのは、山形市南松原の無職の男(当時57)です。 男は5月3日、山形市内のコンビニの男女共用トイレに小型カメラ1台を設置して、村山地方に住む60代の女性を盗撮した疑いがもたれています。 従業員がトイレを清掃していたところ、小型カメラが設置されているのに気が付き、警察に通報しました。 男は容疑を認めているということです。 設置されていたカメラは、黒いブロック型のものでたて5センチほど、よこ4.5センチほど、奥行6センチほどの直方体のものでした。 今回はコンビニの防犯カメラの映像から男の関与がわかりました。 ■今年1月に有罪判決を受けたが・・・ 男は去年、同じように山形市内の複数のコンビニのトイレに小型カメラを仕掛け、男女あわせて104人を盗撮したほか、山形新幹線のトイレに小型カメラを仕掛けて盗撮しようとしたとして、今年1月、懲役2年・執行猶予4年の有罪判決を受けていました。