イラク農業省に準軍事組織が乱入、警官隊と銃撃戦 1人死亡

[バグダッド 27日 ロイター] – イラクの首都バグダッドで27日、国家公認の準軍事組織「人民動員隊(PMF)」の戦闘員が農業省に乱入し、警官隊と銃撃戦になった。少なくとも警官1人が死亡、9人が負傷し、戦闘員14人が逮捕された。 当局や警察・病院関係者が明らかにした。 PMFはシーア派の準軍事組織を中心とする連合体で、正規の治安部隊に正式に統合された。親イラン系の組織も複数参加している。 内務省によると、戦闘員は農業省で行われていた新任の局長就任式に乱入。パニックに陥った職員が警察に通報した。 治安関係者や現場の職員によると、戦闘員は前任の局長の続投を支持していたという。 首相直属の統合作戦司令部によると、逮捕された戦闘員は「PMF第45旅団と第46旅団」に所属。治安筋やPFM関係者によると、両旅団は親イラン武装組織「神の党旅団(カタイブ・ヒズボラ)」と関係がある。

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